くりっく株365とは?
「くりっく株365とは」2010年11月に東京金融取引所(金融取)に上場した、日本初の公的な取引所で取引される取引所株価指数証拠金取引(取引所CFD)の愛称です。
多彩な商品のラインナップであり、ほぼ24時間の取引が可能です。
日本の祝日も海外の市場は動いているため、世界中の市場の動向を追うことができるようになります。
グローバル市場
日経平均(日経225)をはじめとした国内外の主要株価指数の取引を行なえます。時間も価格もグローバルに連鎖する巨大マーケットになります。時差により取引が活発に行われる時間が異なり、ニューヨーク市場・ロンドン市場・日本市場を世界3大市場と呼ばれています。
取扱い銘柄
「くりっく株365」は株式指数だけでなく、ETFも取引できます。世界各国の主要銘柄に投資が出来ることで、投資の幅が広がります。
【NASDAQ-100】米国ナスダック市場の上場銘柄のうち金融関連の銘柄を除いた時価総額上位100銘柄で構成される株価指数。
【NYダウ】世界で最も有名な株価指数。米国を代表する優良企業30銘柄で構成される株価指数。
【日経225】日本を代表する優良企業225銘柄で構成される株価指数。
【DAX】世界4位の経済大国、ドイツの株価指数。
【FTSE100】ロンドン証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額の上位100社で構成される株価指数。
【ラッセル2000】時価総額上位1001位から3000位までの2000銘柄で構成される株価指数。
【金ETF】金地金価格との連動を目指すETF。
【銀ETF】銀地金価格との連動を目指すETF。
【プラチナETF】プラチナ地金価格との連動を目指すETF。
【原油ETF】世界の原油の指標として知られるWTI原油先物価格との連動を目指すETF。
取引について
取引する単位1枚あたりの取引単位は
株価指数または、ETFの価格x100円
(例)日経225の株価が30,000円なら300万(30,000x100円)相当の取引になります。
※NYダウとNASDAQ-100の取引単位は「株価指数の価格」x10円
くりっく株の取引イメージ 例: 日経225を取引した場合
配当
配当とは、配当金とは企業が得た利益の一部を余剰金として還元することで、その企業の株式を保有しているときに受け取れることがあります。
「くりっく株365」では、株式指数を取引した場合「買い」ポジションを持っていると株と同じように配当をもらえることが出来きますが、金利相当額を支払う必要があります。
また、「売り」ポジションを持っている場合は、金利をもらう事が出来きますが、配当相当額を支払うひつようがあります。
配当相当額とは?
「くりっく株365」では買いポジションを持っている場合、株価指数の構成銘柄にはいとうがあればその都度株価指数ベースでの配当相当額が受け取れます。(売りポジションの場合は同額を支払います)
「くりっく株365」で配当相当額を受け取るには、「権利付最終日」と呼ばれる取引日終了時点に「買い」ポジションを保有していることが条件です。
また、「くりっく株365」の配当相当額は、各株価指数提供会社から直接取得した予想配当情報に基づき、TFXで計算の上、公表しています。
※DAX®リセット付証拠金取引、金ETFリセット付証拠金取引及び原油ETFリセット付証拠金取引については配当相当額が発生いたしません。
金利相当額とは?
「金利相当額」とは、「くりっく株365」の買いポジションを持つ場合に投資家が支払い、売りポジションを持つ場合に投資家が支払います。
くりっく株365のリセットについて
リセットとは?
1年に1度、取引対象となる原資産(株価指数やETF)と同じ価格で決済することを「リセット」といいます。
毎年12月の取引最終日の取引終了時点で未決済となったポジション(両建てを含む)を、最終決済に係る価格(くりっく株365では「リセット値」)で決済します。
この「リセット」によって、取引対象の株価指数やETFとの価格の連動性が強まるほか、売買スプレッドのタイト化など、一層の市場流動性の向上が期待されます。
くりっく株365のリセットのイメージ
例えば、2021年9月の「2022年リセット銘柄」の取引開始日から、2021年12月の「2021年リセット銘柄」の取引最終日までの約3ヵ月間は重複期間となります。「2021年リセット銘柄」から「2022年リセット銘柄」への乗り換えを行う場合には、重複期間内に「2021年リセット銘柄」を決済し、新たに「2022年リセット銘柄」を取引いただく必要があります。
※自動で乗り換えが行われるものではありません。また、乗り換えによる取引には取引手数料が発生します。
※保有する未決済ポジションを、自動的に次のリセット商品へ移行するものではありません。
用語集
ETF
証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託で、「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。
株価指数
市場全体、業態別等一定の銘群の株価を言亭の計算方法で指数化したもの。
基準価格
投資信託の値段のことで、多くは1口または1万口当たりの値段のことです。その投資信託が保有する株式や債券などの時価評価の総額に利息や配当金などの収入を加え、そこから運用コストを差し引いた金額を総口数で割って算出しています。
権利付最終日
配当を取得することができる最終取引日を指します。権利確定日の翌取引日(権利落ち日)は、その銘柄は配当分だけ価値が減じられ取引される。これを「配当落ち」という。
差金決済
接現物・現金の受け渡しをおこなわずに、売買時の価格の差額分のみによる決済。
申告分離制度
申告分離課税とは、株式等の譲渡により所得が生じた場合のように、他の所得とは分離して税額を計算し、確定申告によって納税する課税方式です。
スプレッド
相場の値段の開き、価格差、利回り差のこと。 「くりっく株365」では、マーケットメーカが提示する買呼び値(買気配、ビットともいう)と売呼び値(売気配、オファーともいう)の価格差のこと。
清算価格
先物取引やオプション取引で、値洗いや証拠金の計算などで使われる価格。「くりっく株365」の場合TFXは、取引終了時間後、一取引日ごとに各銘柄取引別に算出する。
追加証拠金
日々の相場変動により、委託保証金がこの「最低保証金率」を保つために必要な額を下回った時には不足分の保証金が追加で必要になります。これを略して追証(おいしょ)ともいう。
取引開始日
新たに取引が開始される取引日をいう。
取引最終日
リセット日前の取引の種類ごとの最終取引日をいう。
ポジション
ポジションとは、新規で注文を出し、約定後、まだ決済していない建玉を指します。、買い付けて売っていないものを「買いポジション」売り付けて買戻しをしていないものを「売りポジション」と呼ぶ。建玉とも呼びます。
マーケットメーカー
マーケットメイク方式採用している市場で売り買いの値段を提示し注文に応じる金融機関。「くりっく株365」では、有力な証券会社が「マーケットメーカになっている」。
リセット
「リセット」とは、取引対象となる原資産(株価指数やETF)と同じ価格で決済することをいいます。 毎年12月の取引最終日の取引終了時点までに決済されなかったポジションはリセット日に最終決済に係る価格(くりっく株365では「リセット値」)で決済されます。