「くりっく365」は元本や収益が保証されている金融商品ではなく、主に以下のようなリスクがあります。
価格変動リスク
取引対象である通貨の価格の変動により損失が生じることがあります。さらに、取引金額がその取引についてお客様が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、相場の状況によっては差し入れた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。
コンバージョンリスク
クロスカレンシー取引においては、決済が当該通貨ではなく、円貨でなされることから、決済時に当該通貨の為替リスクの他に円との為替リスクがあります(コンバージョンリスク)。
金利変動リスク
取引対象である通貨の金利が変動すること等により、保有するポジションのスワップポイントの受取額が減少、または支払額が増加する可能性があります。ポジションを構成する2国間の金利水準が逆転した場合等には、それまでスワップポイントを受け取っていたポジションで支払いが発生する可能性もあります。また、一部の通貨においては、外国為替市場における当該通貨の需給関係等の影響を受けて、金利変動によらずに、スワップポイントの増減や受払いの逆転が生じたり、場合によっては、金利の高い方の通貨の買いポジションでスワップポイントの支払いが生じる可能性があります。
流動性リスク
「くりっく365」では、マーケットメイカーが買呼び値及び売呼び値を提示し、それに対して投資家がヒットをして取引が成立する方式を取っています。そのため、状況(天変地異、戦争、政変あるいは為替相場の激変等)によって、マーケットメイカーによる買呼び値や売呼び値の安定的、連続的な提示が不可能または、困難となることがあり、その結果、想定する価格で取引ができないなど、投資家にとって不測の損失が生じる可能性があります。また、一部の通貨において母国市場等の休業の場合には臨時に休場することがあります。更に、当該国の為替政策・規制による他通貨との交換停止や外国為替市場の閉鎖の措置がなされるなどの特殊な状況が生じた場合には、特定の通貨ペアの取引が不能となる可能性もあります。なお、平常時においても流動性の低い通貨の取引を行う場合には、希望する価格での取引ができないなどの不利益を被る可能性があります。
信用リスク
「くりっく365」においては、投資家の取引を受託する「くりっく365」取扱会社に対し金融取が取引の相手方となる「清算制度」を導入しており、投資家の証拠金は、全額東京金融取引所が分別管理しているため、原則として全て保全されます。しかし、「くりっく365」取扱会社の信用状況の変化等により支払いが滞ったり、取扱会社が破綻した場合には、返還手続きが完了するまでの間に時間がかかったり、その他の不測の損失を被る可能性があります。
システム障害リスク
東京金融取引所及び「くりっく365」取扱会社のシステム、または投資家、取扱会社、東京金融取引所の間を結ぶ通信回線等に障害が発生した場合等には、相場情報等の配信、注文発注・執行等が遅延したり、不可能になることがあり、その結果、不測の損失を被る可能性があります。
税制・法律等の変更リスク
税制・法律またはその解釈等が将来変更され、実質的に不利益な影響を受ける可能性があります。
クーリング・オフの対象になりません (金融商品取引法第37条の6の規定の適用はありません)
※ 現時点で考えられるリスクを上記に開示致しましたが、これが全てとは限りません。サンワード証券(株)にて「くりっく365」の口座を開設される場合は、本説明のほか取引所為替証拠金取引説明書、取引規定等をよくお読みいただき、「くりっく365」の仕組みや内容を十分ご理解ください。
また、口座開設後は、お客様ご自身の判断と責任においてお取引くださいますようお願いいたします。